東京潮陵樽中会第65回定時総会・新会員歓迎会の事後報告書として、以下の内容をご報告いたします。
総会および新会員歓迎会は、予定通り2023年6月4日(日)正午に、三國シェフ監修の西洋料理レストラン『ラー・エ・ミクニ』にて開催されました。総勢53名もの多くの会員の皆様にご参集いただきましたことを心より感謝申し上げます。
前日まで台風の影響がありましたが、当日は晴れやかな天気に恵まれ、外のオープンテラスでは和やかに懇談する姿が見受けられました。
第一部の定時総会では、今会長の開会挨拶に続き、
前年度の事業・決算報告、今年度の活動方針・予算案などが提案されました。これらの内容は満場一致で異議なく了承されました。
第二部の新会員歓迎会では、山下副会長の司会のもと進められました。我が故郷・小樽市からお越しいただきました潮陵倶楽部の杉江会長(潮陵OB、68期)からは、4年後の125周年記念に向けて新たな取り組みの準備をしているお話をいただきました。さらに、母校小樽潮陵高校の佐藤校長からは学校の様子を伺うことができました。現在は、5クラスに減ってしまいましたが、生徒は優秀で、部活もバスケ部など後志管内で優秀な成績を修めていると話されていました。
そして小樽市東京事務所からは小林所長にお祝いのお言葉をいただきました。小樽はコロナが明け、日本人だけでなく外国人の観光客も戻ってきているそうです。また、観光地である小樽運河第3埠頭の再開発工事が始まるお話を伺い、ぜひ小樽に足を運び新たな視点で小樽観光を楽しんでいただきたいと思いました。また、乾杯の音頭は東京小樽会の成田会長(潮陵OB、63期)に賜りました。今回、東京小樽会の副会長に、今会長が就任し、私、柳原が理事になったことが紹介されました。今後、東京小樽会との連携を密にし、東京潮陵樽中会と東京小樽会の連携強化により、小樽と潮陵高校の絆を深め、活動の幅を広げていくことを目指していきたいと思います。
さらに、小樽市の迫市長(潮陵OB、71期)からも祝文をいただきました。ゴールデンウィークにはたくさんの観光客が戻り、コロナ禍で中断されていた外航クルーズも今春に再開されたそうです。クイーンエリザベス号が初めて小樽港に寄港し、品格のある船体を一目見ようと多くの方々が見学に訪れたそうです。
このようにたくさんのご来賓の方々からお祝いのお言葉をいただき、会場は大いに盛り上がりました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
新会員歓迎会では、さまざまなイベントが企画されました。まず、「日本のフレンチで世界を感動させた男」として知られる三國シェフ(三國清三氏)の波乱に満ちた半生を振り返るコーナーが、副会長の山下さんより熱いプレゼンがあり、その後は、三國シェフと上川大雪酒造との関係について触れながら、同社副社長兼杜氏の川端慎治氏(潮陵OB、82期)による上川大雪酒の動画紹介が行われました。動画紹介にもありました、社長である82期同期の塚原さんのご主人からはたくさんお酒のご寄付をいただき、皆さまに楽しんでいただけました。このようなご支援に心から感謝申し上げます。今後も皆さまのご縁やお力を借りながら、東京潮陵樽中会をさらに盛り上げていく所存です。さらに、潮陵120周年記念ビデオが放映され、新会員の皆様による自己紹介も行われました。レストラン『ラー・エ・ミクニ』の支配人からもご挨拶があり、会場は一体となって盛り上がりました。
最後に、恒例となった本間先輩、布施先輩(昭和7年生まれ、91歳、46期)から後輩たちへ心温まるお話をいただきました。特に戦前の小樽の様子についての貴重なお話は、私たちが知り得ない小樽の様子を知るきっかけをいただきました。また、お二人からこの会に参加することを生きがいに楽しみにしているお話をいただき、私たちはこの会の意義を改めて感じました。次回以降も本間先輩、布施先輩のお話を心待ちにしています。
今回の総会・新会員歓迎会は、小樽潮陵高校出身者であり、小樽を愛してやまない私たち同窓生にとって、特別なひとときとなりました。懐かしい仲間たちと再会し、思い出話に花が咲き、共に学んだ小樽の魅力を再確認することができました。
東京潮陵樽中会は、これからも小樽と潮陵高校の絆を大切にし、様々な活動を通じて地元小樽の発展と交流を促進していきます。次回の総会・新会員歓迎会も、ぜひ、また皆さまに参加していただき、より充実した時間を過ごしていただければと願っております。
東京潮陵樽中会
事務局長
82期 柳原 文






